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ソウルレスな日記。
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昨日はバンドのお友達と一緒にお茶の水まで行ってきました。
彼のギターを買うために、商品知識とかがそれなりにある僕がお供したわけなんですね。
まあ、首尾よく買えたんですが、なぜか俺の背中にも新たなギターが・・・。
やっちまったよ、母さん。僕はなんて意志の弱い子なのだろうか・・・。
Fender USAのHighway-1を買ってしまったのです。元々目をつけてたモデルでした。
俺の預金が半分ほど吹っ飛んだよ。死にたい。
ストラトなのでこれを機に泣きのギターなんてものを本気で習得してみようかなあ。
そうすっと、やっぱり目標となるのはクラプトンですかねえ。


さて、気がつけば三月も中盤を過ぎ。ちらほら早咲きの種の桜が花をつけています。
時がたつのはなんと早いことなのでしょうか。何度も言いたくなるほどに早い。
遥か先のことだと思われた大学の卒業が、刻一刻と近づいています。
この分だと30歳になるものあっという間でしょう。
美容院の担当の人にも月日が経つのは早いなんて言われてみたり。
そういえばついこの間まで大学生だと思っていた兄も、もう社会に出て4年になろうとしています。

本当に早いもので、ついこの間高校を卒業したと思ったらコレですか。
こうやってギターを弾いたり、友達と馬鹿話できるのも残り僅かなんだろうなあ。
余命とは違うかもしれませんが、過ぎ行く一日一日がとても恋しいものです。
告知をうけたあとの母も、こんな風に思っていたのでしょうか。

夢だとかを抱えている余裕がある歳ではなくなり、半ばレールの上を走る電車のようですが。
こういう風に生きていくしかないとわかってしまったとき、なんだかとても寂しくなります。
大人になるって言うのは、子供のときからは想像がつかないくらいに哀しいものなのかもしれません。
それでも、俺達は一日を、この流れる時間を先へ先へと進まなくてはなりません。

例えば結婚や、子供が生まれること。遥か先のことだと思っていたことが、もう目の前まで来ていて。
それに不意に気付いたときに、誰に言うでもなく、マジかよと深刻につぶやいてしまうような。
傍から見れば弱冠20の若造が何を抜かすと思うかもしれませんが。
それでも初めて感じるこの不思議で哀しい気持ちは手に余るほど大きいものがあります。

年を取るごとに夢は色あせ、現実に生きるようになり。そして自分は主役の座を降りる。
俯瞰的に捉えてしまえば、圧倒的な存在の前に群がる、その中の一人に過ぎなくなる。
実際はそんなことはないのかもしれない、でも今はそんな風に感じていたりします。

それでも人は生きる。生きて時を刻みます。誰一人として例外なく。
今は自分が思うままの人生を。それが最後の安息になるかは誰にもわからないけれど。
そう、それでも確実に、着実に時を刻んでいる。そして大人になっていく。
俺の弾くギターが、穏やかに、そして静かに泣く間に。

(音量注意)
 
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