陰日向には何が咲く？（ただの日記）

今日は諸事情で大学へ行ってきました。このたび僕もめでたく大学生になりまして、
ガイダンスやらTOEICやらを学校で受ける必要がありまして。
学校へ向かう頭の中には夢のようなキャンパスライフ。友達とかワイワイやってさ、充実した毎日。
彼女のTAが高校の先輩だったり、その彼女はとあるカフェでうちの兄に遭遇したり。
この世は案外狭いものさ。俺の学部は結構人がいるから知り合いでもいるんじゃない？
意気揚々と教室に向かい、部屋に入る。親友のアイツと、はたまた懐かしいアイツとの再会を祈って・・・！


結果を単刀直入にいうと、0人でした。


300人くらいいるんじゃないのってのに、誰も知らない・・・。
なのに周りを見渡すと結構友達同士で入学したりとか、更に上を行ってカップルで入学とかしてる人がいる。
マジで何も見なかったことにして、そのまま家に帰り8階のベランダから"I can fly!"とかいいながら
何もかもを優しく包み込んでくれるこの雄大な青空へと一歩を踏み出したかった。

そんなこんなでどよーんとしつつ、1人寂しく日向ぼっこ。
悲しいだろ。携帯触ってるけど、メール打ってないんだぜ。iチャネルとか、昔のメール読み返してた。
その間頭を占めるはネガティブな思考達。ウサギは寂しいと死ぬらしいが、俺だって死ぬ自信はあるぜ。
あのね、夢のようなキャンパスライフとかもはや都市伝説だよ。あんな幻想抱くもんじゃない。
抱く資格があるのは初対面でも打ち解けられてしかもカッコよくて生活が充実した人だけだ。
悲哀の深淵に佇み、もはや悟りの境地に達しかけていた俺に、人影が忍び寄る。
人影だけに「いけっ！ヒトカゲ！ひのこ！」とか言って俺を倒しにきたかとか、今日の晩御飯なんだろうとか
考えてるうちに、向こうから話しかけてくれた。

話を聞くとアメフト部のかたらしく、色々説明してくれた。そういやさっきから周りでサークルの勧誘が凄い。
ちょいちょい予定調整して顔を出させていただこうかなとか考えてると、次々と4回くらい声がかかりました。
そりゃあもう孤独な俺としてはすごく嬉しかったですよ。全部アメフト部の方でしたが。
なんとか頑張って行ってみよう。自慢じゃないが、他のサークルにはほとんど声かけられなかったんで。

やっぱり寂しいもんは寂しいぜ・・・。友達100人できるかな？とか2秒で"No"と答えてやるよ。

うーん、早くも俺のキャンパスライフに暗雲が立ち込めているが、まあ別にいいのさ。
ワイワイやって楽しい生活もあれば、1人やるだけのことやって淡々と暮らしていくのもある。
前者は綺麗な花をつけ、実を結ぶ。後者はきっと力強く育つはず。もやしとかいうなよ。



引っ越し先には次々と荷物が運び込まれ、いよいよって感じ。明かりもついたしいい感じ。
なによりベッドが気持ちいいもので。しかし、1人暮らしとか、もうアレだ、ずっと俺1人だよ。
まあ、誰かと親交を深めるのも頑張りつつ、1人黙々と生きてやるぜ・・・。
明日は家具が大量に届くので、必死に組み立てて、暮らせるようにしなきゃ。