あの日あの時、あの人と

思い出すのは輝く記憶。あれほど綺麗な一日はなかったな。
今はもう灰色が世界を支配しているかのような感じで。
外も雨だし、心も晴れ間がのぞくことはないわけで。
ふらふらと何も考えずにここまで流されてきたけれど、それはどうなのかな。
心の奥深くにある思いは揺るがないものだけど、どう発現させるのか。
既に一筆したためたけれど、その先に、伝えた先に残るものは何？

この先いくつもの道に枝分かれしている。
だけど俺はどの道を選ぶかにおいて、一番大事なものを心の中心に据えねばならぬ。

何があっても、何をされても・・・。いやまあ別に心の中に据えてるだけなら。
届かぬ声を叫び続けて。それでもいいんじゃないかな、別に。
むしろその方が二言がないってことで立派だとは思いますけどね。
どうしたって裏切るわけにゃあ、いかないんだよ。言葉って大切なものだから。
だからあの日あの時誓った言葉を、誓った相手を、誓った自分を裏切りはしない。

それが俺の・・・。