果てしなき迷走の果て

妙に小説のタイトルめいた日記が2日続きますが。
まあほとばしる俺の文才を以てすれば当然というかなんというか。
自画自賛もほどほどに、さっさとこの身が消し飛べばいいんじゃないかと思ったり。

軽口が叩けるというのは余裕があると思われがちだし、実際そういうケースが多い。
だけど俺の場合むしろきついときのが多くなってくるような気がする。
精神的に追い詰められたときの饒舌さというのはなんとなく自分でも気味が悪い。
大きな絶望や不安はえてして芸術へと昇華しやすいが、俺の場合は言葉に行きます。


もし、あなたの口座に毎日86400円振り込まれるとするならどうしますか？
そのお金は毎日0時に振り込まれ、日付が変わってしまうと消えてしまいます。
当然全額引き出して、自分にとって有意義に使おうとするでしょう。
誰もお金を余らせたり、無駄に使おうとはしないはずです。
そう、あなたの人生という銀行口座には、毎日86400秒が振り込まれるのです。
あなたはこの時間を、どう使いますか？

もとは英語だったのか、円ではなくドルだったために多少改変しましたが。
俺がなんとなくで生きた今日は、昨日死んだ誰かが死ぬほど生きたかった明日なんです。
そうとわかっているはずなのに。今日も今日とて無駄に過ごしてしまった感に溢れている。
それもこれも色々と悩むことや考えることが多くて、動く前に出鼻をくじかれるというか。

もう3月で成績発表も近い。3年のことを考えたり、将来について考えたり。
最近は妙に悲観的にしか物事を考えられなくなってきました。
この努力すらも、花が開かぬ努力に終わってしまうのではないか、と。
結局手を動かすなり足を動かすなりすれば消え去る不安なのかもしれないけど。

そういうちょっとしたときに、心折れそうなときに、寄りかかれる存在が今は少し遠い。
それにまあ、結局最後は自分次第で、自分の足でしっかり立たなければ意味がない話なわけで。
環境にけちをつけるよりも早く、ちゃっちゃと立ち上がる努力をしなくてはいけないんだよな。

だけど究極の自由の下にいるせいか、究極に行動範囲が狭い。
どこへいったらいいものか、なにをすればいいものか。わからないことが多すぎる。

もうじき一人で頑張ろうと決めたときから1年が経つか。
あれから色々と迷いながらここまでやってきたつもりだったけど・・・。
いよいよチェックメイトが近いのかもしれない。精神的にも、成果的にも。
んん、本当にどうしたものだろうか・・・。

時が語るもの

今日、奈良から帰ってきました。1泊2日。駆け足で色々やったので疲れました。
まあ大事なことはしっかり済ませてきたし、見るものも見たので十分でしょう。

しかし驚くべきは、まるで地層のように幾重にも重なった時の重みでしょうか。
鹿に右手を舐められながら見た東大寺然り、春日大社然り、他にも諸々。
また所謂重要文化財や国宝といわれる作品の数々もそう。
はるか昔よりそこにあって、変わらずここにあるもの。
彼らは一体何を見てきて、一体何を僕ら人間に語りかけるのだろうか。
変わらない人間の営みや、希望や、不安。或いは技術的なもの。
遥か太古よりそれらを受け継ぎ、そして現代へと伝えるかのような佇まい。
圧倒されると同時に、何か色々考えさせられました。

母親が遠いあの地を踏んだとき、一体何を思ったのか。
確実に近づく時の終わりに、一体何を願ったのか。
薬師寺の薬師如来像の前に立ったとき、目の前の圧倒的な存在を通じて悟った気がしました。
結局そこにこめられたのは、遥か昔から人々がしてきたようなことと変わらなかったのだろうと。
大きな時間の流れの中で、なんとも小さな存在で、なんとも取るに足らない存在なんだろうか。
そしてなんと虚しく、なんと儚い存在なんだろうか。妙に物悲しくなってしまうような、そんな感覚。 

俺にも20年という時の重みがのしかかり始めてきた。いつでも時の重みはある。
いや、それがいよいよ足腰に堪えるような時分になってきたと言うべきだろうか。
何をするにも、何を思うにも過去が重くのしかかってきて。
刻一刻と過ぎる時に心の涙を流し、額には汗を浮かべて俺は前に進む。
だけどなんとちっぽけで、なんと孤独な存在なんだろうか。

疲れてるのもあるのかもしれない。だけど今はなぜか悲観的にしか物事を考えられない。
誰かに認めてもらいたいだけなのかもしれない。頑張ってるよと言ってもらいたいだけなのかも。
しかしあの圧倒的な存在が頭をよぎるたびに、どうしても自分を卑下せずにはいられないのだ。

あおによし

奈良の都は立つ杉の花粉の如くいま盛りなり。おはようございます、現在6時20分です。
昨日は疲れ果てて、相棒を見たらすぐに寝てしまいました。それでこんな早起きに。
さっきから耳が、唾を飲み込むたびに気圧が戻るような感覚ですが、じきに治ると信じます。

実は今日から奈良へ行ってまいります。その影には重大なミッションがあるのですよ。
目標地点は薬師寺。かの天武天皇が后の病気治癒の祈願をこめて建てた寺です。
日本史だと后、としか書かれてなかったのでなんともいいようがないのですが・・・。
彼女は後の持統天皇じゃないんですかね。まあ持統天皇しか后を知らないわけなんですが。

さて、何故そこを訪ねる必要があるかと申しますと。どうも母が癌になってから、そこを訪ねたらしい。
俺が中学入って間もなく癌がわかり、直後に余命3ヶ月の告知を受けていたそうなので。
おそらくは薬の効き目、それによる延命を望んだのでは、祈願したのではないでしょうか。
今はまだ死ねないという気持ちが強かったんですかね。
正直その胸のうちを思うと、こうやって書き起こしてる時点でちょっと涙が出そうな、出ないような。

結果、3ヶ月と言われながらも奇跡的に4年ですかね。随分と長生きしてくれました。
反抗期だったというのは言い訳になりませんが、もっと一緒の時間を大切にすればよかったかな。
まあ何はともあれ、おそらくここをお参りしたことは明確な事実であるのです。
それならそれで、お礼参りを代理でやる必要というのも生じてくるのです。
そして俺自身が、薬師寺に感謝をしているというのもまた大切なこと。
母親の遺髪を納めて、最大限の礼を以て薬師寺にお参りしようと思っています。

1泊2日なのでその他の寺も行こうかと思ってますが、ちょっと予定は未定かも。
さてさて、出発の準備でもしてきますか。 

この空の下に君がいるから

福山芳樹の曲のタイトルをそのまま持ってきました。
なんというかネットとかそういうとこだと敬称略になっちゃうよなあ。
なぜか祖母も彼の大ファンで、その話をすることが結構多い。
そういう時は必ず「福山さん」になるんだよなー。

ちょっと前までは熱気バサラという人間を通してしか知らなかった。
でも今は尊敬すべきアーティスト、ギタリストとして常に俺の目標として立っている。
方向性としてはエリック・クラプトンみたく哀愁溢れるギターに憧れているけれど。
俺のギターとの出会いや根本がマクロス7にあることに鑑みれば、やりたい曲ってのは自然とわかる。
結局俺はこういうのを追い続けているんだろうなあ、なんて水玉のカバを聴きながら思いました。
本当にこれらの楽曲に出会えたことは幸運だと思う。また明日も頑張ろうという気持ちになれる。
なんなら水玉のカバはライブでやりたいくらい。今年の学園祭で俺はライブやるんだろうか？

さて、今日は友人の作品展なんかに出張ってきました。渋谷でございます。
全く才能がある人ってのはすげえなあ、なんてしみじみ感心いたしました。
正直これを作れといわれても4年はかかるだろうし、そもそもアイディアとしてその作品が浮かばない。
住む世界が違う人間ってのはいるもんだなあ。意外と近いところにいたよ、びっくらこいた。

で、それに一緒に行った友人が彼女ができたとかほざきやがるんです。まじおめでとう。
だけど全力で爆死すればいいと思うし、消し飛べばいいなんておもいました。
お酒飲んだせいか、もう今は眠いしなんともいいようがない。めでたいなあ。

大学生なんて話すことといえば大体そんなような話で、俺もよくその話題をふられた。
んでも新しいソレに踏み出そうかといえばNoなわけで、それは意地でもなんでもない。
純粋に俺の心がそうしたいからそうしているだけなのですよ。
だって好きな人が心の中にしっかりいるのに、どうして他の人のところへいけますか。
別に今が辛くはない、退屈でもない、不満でもない。付かず離れずなのかもしれないけど。
でも間違いなくその人は今日を暮らしている。たった一つ、その事実があるから。
だから俺は今日も頑張れる、明日も頑張れる。その先も、ずっとずっと。この空の下に君がいるから。 

（音量注意）

結果報告

まあこの間簿記のテストを受けてきて、ですね。それについてちらほら書いてみようと。

とりあえず123回がかなり易しかったので、今回は難化するだろうと読んでいました。
実際受けてみた感じは難化というより、難易度そのままにひっかけを多く出した感じでしょうか。
どれもこれも見抜けた（ハズ）なので、おそらく合格は間違いないかと思います。
スノボいったり飲みにいったり遊び歩く中、一ヶ月でここまで来れてひとまず安心と。
結果は蓋を開けてみるまでわからないけど、個人としてはもはや確信しております。
そんなこんなでおつかれさま。とりあえず四月までは解放ということで。
応援してくれた全ての人に、ありがとう、とりあえずな！

で、今日は軽く民法を二課片付けてやろうと思ったら、一課で限界だった。
だって12問もあるんだもん。頭フル回転させてやるからかなり疲れるんだよなー。
気が付けば3月だしな、甘いことを言ってらんないのは山々だけど・・・。
もう少しだけ、こうやってちょっと気を抜かせてほしいと思う。
そうすればまた走り出せる気がするんだよ。

なんだか今日はなんとなく和みたい気分だったので、この曲をチョイスしてみよう。
久々にそれなりにゆっくり寝れそうだよ。おやすみなさい。 
(音量注意）