漠然としたことだけど

夢を追って生きる、なんて自分を探すってのと同じくらい漠然としたことだな。
心からそれを望んでいるのか、現実との折衝の末にはじき出された夢なのか。
周りの環境次第では諦めも捨てもできてしまう。
そんなものを追いかけて生きるってのは一体どういうことなんだろうか。

最近高校時代の友人から頻繁にメールが届く。もうすぐ2度目の受験だそうで。
この人を見てると、何かしらの目標を必ず達成してやるという強い意思を感じる。
というとまあ、一年で失敗したにも関わらずスパっと切り上げた俺の意思が弱いみたいなアレだけど。
それはさておき、自分のソレについて環境の妥協をしなかったのか、それとも他の思惑があるのか。
それが夢を追っているということになるのか、果たして俺にはわからない。

三省堂に続く道で、いつか夢を追って、3年やってもダメだったら嫁に来いと言ったことがある。
今更ながら赤面するようなセリフだけど、それでも夢を追って欲しいというのは本心だった。
人生と現実にある程度の目測立てて、その上でそれなりのものを新たに目標に据える。
別に人の生き方についてとやかく言うつもりはないけど、ただ挑戦してみるというのは大切だと思う。
その先に積年の願いが叶うとかその可能性は十分あるわけだし、叶ったら叶ったで嬉しいでしょ。
「3年」にはそこまで大きな意味はなかった。 結果のわからない戦いに挑んで挑んで挑み続けて。
仮令それに敗れてボロボロになったとしても、拠り所としての俺があればいいという感じ。
不安を取っ払って、背中を押してやれればいいと思ってた。
まあ実際にお嫁さんに来てもらっても、俺はそれはそれでとても幸せなことだと思うけどさ。

最近法律書を読み漁るようになって、テストという不可抗力的なものがきっかけだとしても。
いつの間にか昔の目標が蘇りつつあった。だけど今はもう昔とは決定的に違う。
俺のやりたいことは別にあって、実際に努力も違う方面でしている。
じゃあ俺の本当の夢ってなんなんだろう？どうやって生きることが望みなんだろう？
夢追い人とかいう訳のわからん人種になろうとはそこまで強く思わないにせよ、だね。
夢かどうかは別として、自分のやりたいことや望むことを積極的にやっていこうとは思うのだよ。

さて、目が覚めたAM4:32。
本を読んで勉強して、ギターでも抱えて。
いつか必ず・・・。